ダイナマイト・キッドさん死去 藤波辰爾も絶句「さみしいですね」
日本でも人気を博し英国出身のプロレスラー、ダイナマイト・キッドさんが60歳で死去したことに、ライバルだった藤波辰爾(64)もショックを受けた。
この日、デイリースポーツの電話取材に応じた藤波は知らせを聞くと、「えっ…」としばらく絶句。「3年ほど前にイギリスへ行ったとき会おうと思ったけど、だいぶ体が悪かったみたいで、アポが取れなかった」との出来事があったことを明かした。
キッドさんとは70年代末頃にカナダのカルガリーで初対戦し、日本でも保持していたWWFジュニアヘビー級王座をかけて争うなど激闘を繰り広げた。「初対戦が一番記憶に残っている。彼の闘争心はすごくて、小さな体だけどヘビー級でも通用する馬力があった。日本にも何度も来たけど、それぐらいファンが多かったということでしょう。さみしいですね」と、しみじみ振り返った。
また、28日・後楽園ホールでの長州力プロデュース興行で追悼イベントを行う意向を示した。