EVIL&SANADAがロア&トンガ撃破でWTL連覇

 「プロレス・新日本」(9日、岩手産業文化センター・アピオ)

 ワールド・タッグ・リーグの優勝決定戦が行われ、前年優勝のEVIL、SANADA組がIWGPタッグ王者のタマ・トンガ、タンガ・ロア組を破り、15、16年の本間朋晃、真壁刀義組以来の連覇を達成した。

 3年連続で優勝決定戦に駒を進めて相手のセコンド邪道の介入に苦しめられながらも、終盤に合体技マジックキラーで邪道を排除。最後はトンガを捕らえると、マジックキラー、EVILのEVILをたたみ掛け、最後はSANADAがラウンディングボディープレスで豪快に圧殺した。

 試合後はEVILがは「タマ、タンガ、お前らが持っているそのベルト、次の挑戦者はEVIL、SANADAで文句ねえだろ!」とアピール。だが、そこにマットとニックのジャクソン兄弟“ヤングバックス”が現れ、「君たちおめでとう。このトーナメントに勝ってベストタッグチームだと思ってる?世界で一番のタッグチームはヤングバックスなんだよ。だからここで提案したい。ベルトをオレたちが失ってからリマッチのチャンスを一度も得ないままここまで来てしまった。オレたちがIWGPタッグ王座のベルトに挑戦するぞ」と次期挑戦者に名乗りを上げた。これにEVILは「オレらはヤングバックスにも借りがあるからな。まとめてやってやるよ」と絶叫。来年1月4日の東京ドーム大会で3組で王座を争うことをぶち上げた。

 インタビューでもEVILは「もしかしたら下に見られていたかも知れないこのワールドタッグリーグ、間違いなくオレらが価値を上げてやっただろ」と豪語。「タマ、タンガ、いいか、お前らのベルトにオレらが挑戦することは文句ねえだろ。ヤングバックス、お前らにも一回負けてるからな。この借りは忘れねえぞ。まとめて相手してやるからな、ワールドタッグリーグの優勝者としてな」と再度ぶち上げた。

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