ラーメンを年間300杯食べる手品師ボクサー・ジロリアン陸 1年ぶり再起も判定負け
「ボクシング・6回戦」(10日、後楽園ホール)
ラーメンを年間300杯以上食べ、プロ手品師の顔を持つ17年東日本スーパーフェザー新人王のジロリアン陸(30)=フラッシュ赤羽=が、昨年12月に全日本新人王決勝で敗れて以来1年ぶりに再起したが、0-3の判定で敗れた。
有名店「ラーメン二郎」創業者ら多くの業界関係者が応援する中、16年東日本ライト級新人王のサウスポー石井龍輝(21)=船橋ドラゴン=が繰り出す鋭いパンチと俊敏なフットワークに劣勢に立たされ、2回にはワンツーでダウン。持ち前の低く飛び込んでの変則的なパンチで反撃したものの捕らえきれず、大差で敗れた。
試合後は「相手は距離感を取るのがうますぎて、まったく当たらなかった」と脱帽。「いいカードと言われたいと思って、強い人とやりたいとお願いしていました。恐怖感とプレッシャーがあったので、悔しいのはもちろんありますけど、やっと解放された安ど感が強い」と敗戦の心境を語った。
1年前に敗れた後は、ラーメンを食べたいことと、17年だけで6試合も戦ったこともあって試合から遠ざかり、引退も考えていたという。再起戦を勝利で飾れなかったことで、今後については「応援してくれる人が増えて、その前で勝つところを見せたいという気持ちはあります。ただ、試合をやろうという気持ちが…。また休んじゃうかも知れないですね」と明言しなかった。
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