多田悦子次は4団体制覇だ「ベルトに恥じない試合を」

 ボクシングWBO世界女子ミニマム級王者の多田悦子(37)=真正=ら4人が12日、神戸市内の所属ジムで勝利報告会見を開き、多田は「負けたら引退のつもりでリングに上がっている。限られた現役生活なので突き抜けて辞めたい」と、来年以降の世界4団体制覇に狙いを定めた。

 1日に42歳の江畑佳代子(ワタナベ)を3-0の判定で破り、同一階級で日本女子最多となる世界3団体(WBA、IBF、WBO)を制覇を達成。尊敬の感情も抱く年上ボクサーとの対戦に「複雑な感情もあった」と振り返った。

 精力的に講演活動を行うなど、女子ボクシングの普及活動にも熱心な第一人者は「ベルトに恥じないような試合を見せていきたい」と決意を新たにした。

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