ボクシング、山根前会長除名へ 日本連盟が方針固める、2月決議
日本ボクシング連盟が、助成金の不正流用などの責任を取って8月に辞任した山根明前会長を除名処分にする方針を固めたことが14日、関係者への取材で分かった。連盟の定款で最も重い除名処分を受けると都道府県連盟を含め一切の役職に就けなくなる。
除名決議の場合には、当事者に弁明の機会が与えられる。15日の理事会、16日の総会で方針が認められれば、山根氏に通知。来年2月の総会で正式に決議される。
日本連盟を巡っては、日本スポーツ振興センター(JSC)からリオデジャネイロ五輪男子代表選手への助成金が山根氏の指示で3等分され、別の2選手に渡った疑惑が発覚した。