潮崎を血だるま葬!火野&谷口が悪逆非道のGHCタッグ奪取
「プロレス・ノア」(16日、横浜文化体育館)
GHCタッグ選手権は挑戦者の火野裕士、マイバッハ谷口組が王者の潮崎豪、中嶋勝彦組を破り、新王者となった。
丸藤正道、斎藤彰俊組が同王座を返上したことで、7日に行われた王者決定トーナメントを制した潮崎、中嶋組に対し、火野、谷口組は所属ユニットのフーリガンズのメンバー長井満也、コーディ・ホール、KAZMA SAKAMOTOをセコンドにつけて悪逆非道の無法ファイトを展開。まずは、谷口がチャンピオンベルトで潮崎を殴打して顔面が真っ赤になるほどの大流血に追い込む。
血だるまの潮崎に猛攻を浴びながらも、火野に豪腕ラリアットをたたき込んで勝負を決めたかに見えたが、長井がレフェリーのカウントを妨害。さらにフーリガンズがレフェリーを排除して乱入すると、小峠篤司が潮崎と中嶋の助太刀に現れたが、撃退されてしまう。そして、谷口は凶器のさすまたで潮崎と中嶋を攻撃し、火野がFucking Bombで潮崎にトドメを刺した。
試合後、フーリガンズの新メンバーである火野がわが物顔でマイクを握り、関西弁で観衆を挑発すると、クワイエット・ストームとモハメド・ヨネが現れて抗議。だが、火野は小ばかにするような表情で「ストーム、久しぶりやな。私の親友です。めっちゃ怒ってるやん。え、死ね?友達に向かってなんちゅうこと言うねん」とあしらった。さらに「谷口君、これからも正々堂々と一切の反則なしに悪い言葉もなしに防衛していこう」と憎まれ口でアピールした。