伊藤雅雪「常に攻めていく」 米合宿で300Rスパーこなし自信
「ボクシング・WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ」(30日、大田区総合体育館)
王者の伊藤雅雪(伴流)が19日、都内の所属ジムで練習を公開。17日に帰国した約5週間の米国合宿では1日20ラウンドのマススパーリングを行うなど、約300ラウンドのスパーをこなし、初防衛に自信を深めた。
この日はシャドー、ミット打ちなどで汗。米国では密着せず自分の距離でジャブを出して試合をコントロールすることを徹底し、「自分のボクシングの完成形が見えてきた」と収穫を口にした。
スタミナ強化にも手応えを感じ、「今のボクシングなら何ラウンドでもできる。1回で倒れてくれればいいし、長いラウンドでギブアップみたいになるのもいい。常に攻めていきたい」と勝利をイメージ。それでも「相手は嫌らしいボクシングをしてくる。すごく難しい試合だと思う」と警戒を緩めなかった。