拳四朗まさかの“落選”生放送ならず…「勝てば来年につながる」
「ボクシング・WBOスーパーフェザー級タイトルマッチ」(30日、大田区総合体育館)
王者の拳四朗(BMB)が20日、都内のジムで練習を公開。3大世界戦の1試合目となってテレビ生中継(フジテレビ系)の枠から外れたことを残念がりつつ、来年に生中継をつかむための勝利に闘志を燃やした。
当初は2試合目で生中継される方向だったが急転。日本人現役最多のV4王者はまさかの“落選”に「しょうがないですね」と力なく話しながらも、「勝つだけです。勝てば来年につながるんで」と前を向いた。
この日はフライ級世海上位ランカー黒田雅之(川崎新田)との2回のスパーリングなどで調整した。5月のV3戦でサウスポー対策をしてから距離感に手応えを感じ、「1年ぐらい前はなかなかつかめなかったのが、最近は1ラウンドぐらいでつかめて、焦らずマイペースで戦えるようになった」と自信。「ジャブで弱らせて、後半に倒すのが理想」と勝利をイメージした。