井上尚弥「刺激もらった」 大谷パワーで来年こそ大賞獲る
今年のプロスポーツ界で活躍した選手や団体を表彰する「日本プロスポーツ大賞」が20日、発表され、ボクシングで日本人5人目の世界3階級制覇を果たしたWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(25)=大橋=が殊勲賞を受賞した。米大リーグのエンゼルスでア・リーグ新人王に輝いた大谷翔平(24)が大賞。殊勲賞は井上の他にサッカーのW杯ロシア大会で16強入りした日本代表、プロ野球で2年連続日本一のソフトバンクが選ばれた。セ・リーグで11勝を挙げて新人王の東克樹(23)=DeNA=が最高新人賞を獲得した。
モンスターが二刀流から刺激を受けて、大賞受賞を誓った。
尚弥は5月に1回TKOでWBAバンタム級王座を奪取して当時の日本人最速16戦目で世界3階級制覇を達成、10月の「ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ」(WBSS)1回戦でも衝撃的な1回KOで勝利したことが評価されての殊勲賞受賞。スピーチでは「今年は2試合をこなし、ともに納得いく内容で終えることができました。この日本プロスポーツ界を盛り上げる1人として、来年は今年以上の活躍ができるよう頑張っていきたいと思います」と喜びを語った。
13年の新人賞受賞からステップアップし、残るは大賞のみ。「プロとしてやっている以上、いい結果を出して受賞できるように頑張っていきたい」と目標を掲げた。会場では今年の大賞受賞者の大谷とも対面。交わした言葉は明かさなかったが「やっぱり見た目も大きくて、オーラもあって、会っただけで刺激をもらいました」とパワーを感じ取っていた。
来年の目標を「春と夏に(WBSS)準決勝、決勝があるので、そこをまず目指して」と、世界最強決定トーナメントでの優勝を改めて宣言。モンスターが世界にさらなる衝撃を与える。
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