那須川天心 メイウェザー戦は“超サイヤ人”モード?「すごい強い主人公は金髪説」
大みそかに開催される総合格闘技イベント、RIZIN(31日・さいたまスーパーアリーナ)の出場選手による個別インタビューが29日、都内で行われた。
ボクシングの元世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー・ジュニア(41)との世紀の異種格闘技エキシビションマッチに挑むキックボクシングの天才・那須川天心(20)=TARGET=が思いを語った。
那須川との一問一答は次の通り。
-仕上がりは?
「まあ減量がないので、疲労だけ抜いて普通にいつも通りの感じかなと」
-メンタル面では?メイウェザーはまだ日本に到着してないが?
「まあ試合は絶対やると思ってるので、自分の100パーセント出すだけ。久々に。今までは迎え撃つ立場だったんですけど、今回はチャレンジャーとして試合に挑める。メンタルは全然問題ない」
-試合展開は
「メイウェザー選手は全部自分の攻撃をよけようとすると思う。まず自分はやってきたことをしっかりだして、パンチを絶対にメイウェザー選手に当てたいと思います」
-減量がないのは初めて?
「減量ないのは初めてですね。アマチュア以来。まさかプロになってこういう試合をやるとは。(減量なしの影響は)試合してからじゃないと分からないと思う。調整はすごく楽なんですけど」
-スピード勝負になる?
「ハンドスピードだったり、全体的なスピードはメイウェザー選手に速い部分あると思うけど、自分の方が勝ってる部分も見つけてる。そこを上手く利用して、あとはキックボクシングの技術を最大限に利用して戦いたい。当たりそうなパンチのパターンは作ってきた。あとはそれを出せるか出せないか」
-メイウェザーはまだ日本に着いてないが?
「そうですね。別になんとも思わないですけど。時差とか大丈夫なのかなと(笑)」
-ルールとしてキックはなしということでいいのか?
「キックはなしのルールになっている。ありだったらめちゃくちゃ蹴ってやりたい」
-アメリカでの合宿では何を?
「2週間アメリカにいってトレーニングさせてもらいました。マスやったりミットやったり、メイウェザー選手にパンチを当てるためのテクニックを練習させてもらいました」
-もしメイウェザーが倒しにきたら?
「それも結構考えてはいる。全身体能力を使って、もらわないようにしたい。仮にもらってもなんとかなる」
-恐怖心は?
「結構あったんですけど、もうそんなこと言ってられないので。もう恐怖心なんか忘れました」
-ルールの不公平感は?
「それはもう感じてないですね。自分の挑戦なので」
-日本を背負って
「自分はメイウェザー選手を本当に倒してやりたいという気持ちが強い。日本のスポーツマン、アスリートを代表して」
-金髪にした理由はメリオダス(漫画 七つの大罪の主人公)を意識したと聞いているが?
「すごく強い主人公は金髪説がある。ドラゴンボールだったり、七つの大罪だったり。僕も主人公なれれば」。