拳四朗、ボディー書道で世界にアピール成功 計量直前には大胆行動も
「ボクシング・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」(30日、大田区総合体育館)
トリプル世界戦の前日計量が29日、都内で行われ、出場6選手が一発クリアした。日本人現役世界王者最多、4度防衛中のWBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(BMB)は、背中に施した「The Amazing Boy」などの“ボディー書道”で、WBCオフィシャル陣に猛アピール。計量直前に行列に並んで人気スイーツを購入するなどの“Amazing”な行動も明かした。
5度目の防衛に挑む拳四朗が、V4戦に続き「ボディー書道」を披露した。「The Amazing Boy」などの文字は元SDN48で「ギャル書道家」として活動する、なちゅさんの力作。拳四朗は「コミッションの人たちが写真を撮ってた」とアピール成功ににんまりした。
リング外でも“アメージング”だ。リミットを200グラム下回る48・7キロで計量をパスし好物のシャトーブリアンのすしをほおばると、取り出したのは女の子が大好きなタピオカミルクティー。午後1時からの計量を前に「(午前)11時の開店で少し並びました」と池袋の人気店まで自ら買い行ったという。体力的にもっとも厳しい計量直前の大胆行動に、父の寺地永会長も「鈍感力ですね」と感心するしかない。
今回のテレビ中継は伊藤、井上拓の結果次第だけに、31日のトリプルタイトル戦と合わせて「6試合の中で一番目立つ試合をしたい。きれいな顔で、KOで終わりたい」と拳四朗。“アメージング”な結果でさらに存在をアピールする。