日本勢初の4階級制覇目指す井岡一翔ら全6選手が計量一発パス
「ボクシング・トリプル世界戦」(31日、マカオ)
前日計量が30日、試合会場となるウィンパレスで行われ、出場全6選手が一度目で計量をパスした。
WBC世界スーパーフライ級王座決定戦では、日本勢初の4階級制覇に挑む同級3位の井岡一翔(29)=SANKYO=が制限体重(52・1キロ)から200グラムアンダーの51・9キロ、同級1位のドニー・ニエテス(36)=フィリピン=は制限体重いっぱい52・1キロだった。
井岡は「万全の状態で、明日は結果を残すだけ。新たな歴史をつくりたい」と意気込んだ。
戦績は井岡が23勝(13KO)1敗、ニエテスが41勝(23KO)1敗5分け。
WBA世界ライトフライ級タイトルマッチでは、2階級制覇を目指す同級1位の京口紘人(25)=ワタナベ=が制限体重(48・9キロ)を100グラム下回る48・8キロ、同級スーパー王者のヘッキー・ブドラー(30)=南アフリカ=は500グラム下回る48・4キロ。
戦績は京口が11勝(8KO)、ブドラーが32勝(10KO)3敗。
IBF世界フライ級タイトルマッチは世界初挑戦の同級14位坂本真宏(27)=六島=と同級王者モルティ・ムザラネ(36)=南アフリカ=ともに制限体重(50・8キロ)から300グラムアンダーの50・5キロだった。
戦績は坂本が13勝(9KO)1敗、ムザラネが36勝(24KO)2敗。