【一問一答】川村虹花 RIZIN初陣で敗戦「期待に応えられなかった」と涙

 「RIZIN平成最後のやれんのか」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 アイドルグループ・仮面女子から参戦した川村虹花(23)は、あい(29)=KRAZY BEE=と対戦し、1回3分1秒、パウンドによるレフェリーストップで敗れた。入場前は仮面女子の仲間が花道でパフォーマンスをして背中を押してくれたがRIZIN初陣での白星には届かず。練習やさまざまなサポートをしてくれた人への期待に応えられず、会見場でも涙をぬぐった。以下、一問一答の要旨。

 -試合を振り返って。

 「今まで練習してきたことが全部出し切れなかったっていうのがすごい悔しくて。最初、打撃で、入ったかなと思ったんですけど。やっぱりレスリング力が強いので、倒されてから結構、抑えられてしまって、自分的にはまだまだやれたなっていうふうに思うんですけど、ストップされてしまったので…。もっと出し切りたかったというのはあります」

 -あい選手の印象は。

 「対戦相手の方は、強かったですね。でも、まだまだ勝てる部分はあったんじゃないかなと思います。打撃は当てて。多分、きいたなというふうに思う場面もあったので、そこは自信を持って、これからも練習をしてレベルを上げていきたいです」

 -念願かなってRIZINのリングに立った。

 「本当に感動というか…。また絶対、戻ってきます」

 -格闘家としての目標は。

  「格闘家としてまだまだ未熟な部分もあるんですけれども、もっともっと練習して格闘技と向き合って、強くなって、またこの舞台に戻ってきたいと思います」

 -入場時に仮面女子のメンバーがサポートをした。

 「とても心強かったです。いつもメンバーにもすごい支えられて練習もできていますし、試合の前も頑張ってと背中を…押してくれるので(涙)。すごくうれしいです。心強かったです」

 -組み付かれたのが想定外か。

 「組み付かれた時に反応が遅かったなと思っていて。後は倒されてからの展開とかも練習はしてきたんですけど、押さえ込みが強かったなっていう印象ですね」

 -セコンドの声は。

「聞こえていました」

 -失ったもの、得たものがあれば。

 「失ったものというか、応援してくれていたファンの方とか、一緒に練習してくださった選手の方々、コーチの方、皆さんの期待に応えられなかったのが一番、悔しくて…。そこが、自分の中で心苦しいところで。得たものは、私にとって夢の舞台だったので、ここにこられたこと、出させていただいたことが、本当に感謝したいです」

 -最後の涙の意味は。

 「みんなの期待に応えられなかった悔しさと、もっとやれたという悔しい涙です」

 -来年の目標は。

 「格闘家としては、またRIZINという夢の舞台に戻ってきます。本当に練習と向き合って、強くなっていきたいと思います。仮面女子としては、たくさんメンバーが卒業発表をされて、いろんな夢に向かって卒業していったんですけど、仮面女子としても残ったメンバー、まだまだ後輩たちもたくさんいるし、すごい期待のメンバーがたくさん入ってくれたので、まだまだめげずに前を向いて頑張りたいというのはあります」

 -プロレスは。

 「今は総合格闘技に集中して頑張りたいと思っています」

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