RENA欠場に対戦相手怒り「理解に苦しむ」4月“再戦”に意欲
「RIZIN.14」(31日、さいたまスーパーアリーナ)
前日の計量を体調不良で欠席し、失格となっていたRENA(27)=シーザージム=は欠場となった。第1試合で対戦するはずだったサマンサ・ジャン=フランソワ(フランス)は「非常に理解に苦しむ。プロの選手が決められた体重に調整できないのは全く考えられない。私も多くの犠牲を払ってここまでやってきたので非常に残念」と怒りをにじませた。
5カ月ぶりに復帰戦を行う予定だったRENAは契約体重の49キロを目指して減量を進めていたが、体調不良で病院に運ばれ前日の計量を欠席した。脱水症状、過度の貧血と診断され、点滴など治療を受けたという。
31日までに退院しており、キャッチウエート(事前に両陣営や主催者で取り決めた体重)による試合開催の可能性を探ったが、体調が万全ではないため欠場することになった。
フランソワは「欠場は体調不良(のせい)と理解するしかない。試合をしても万全でなかったと思うし、仮に私が勝っても体調が悪かったからだということになるので」と話した。
また、RIZINサイドが4月にあらためてオファーを出す意向を持っていると聞くと、「RENAが対戦相手でないといけない。彼女が相手なら喜んで受ける」と“再戦”に意欲を示した。