ビッグダディ三女・林下詩美、4冠奪取の成人式!体重100キロのバイパー撃破
「プロレス・スターダム」(14日、後楽園ホール)
スターダムの旗揚げ8周年大会は、新成人の林下詩美(20)が2冠女王のバイパー(27)に挑戦。11分25秒のパワー対決は、詩美が100キロの巨漢を鮮烈の原爆固めで投げてタイトル決闘を制し、第4代SWA世界&第2代EVEインターナショナル王座の2冠を獲得した。
昨年8月にデビューしたばかりのビッグ・ルーキーは昨年11月に第15代ゴッデス王座、年が明けた3日には第2代フューチャー王座を手中にしており、初陣5カ月で4冠を制覇して成人の日を祝った。
4冠達成は紫雷イオが16年にワールド、SWA世界、ゴッデス、アーティストを同時制覇して以来の快挙。この日のジャーマンもバイパーの巨体を腹の上に乗せる“イオ流”の投げ方で「イオさんはあこがれの先輩。ビデオを見て研究しました。バイパーには圧倒されたが、どの選手よりも投げた達成感があった」と言う。
4冠女王は「2019年は、自分の年にしていきたい」と自信を膨らませた。2年目のジンクスを早々とはねのけ、ワールド&ワンダーの赤白ベルトにも照準を定める。
バイパーには去就問題も浮上。英WOSとの契約終了を待ってWWEのNXT・UKへの移籍が有力視されている。