京口紘人“乾坤一擲”拳四朗戦を見据え練習再開 体重52キロでミット打ちにキレ
昨年末のボクシングWBAライトフライ級スーパー王座戦(中国・マカオ)を10回終了TKOで制し、世界2階級制覇を達成した京口紘人(25)=ワタナベ=が15日、東京都内の所属ジムで練習を再開した。
帰国後は約1週間、大阪の実家でゆっくりしたというが、体重は試合日とほぼ同じ約52キロ。ミット打ちなどで切れのある動きを見せ「ミニマム級時と違い、減量で無理をしていないからリバウンドしない。適正階級だと思う」と笑顔を見せた。
今後は同団体レギュラー王者・カニサレス(ベネズエラ)との統一戦などを経て、年末にWBC同級王者・拳四朗(BMB)との2団体統一戦という流れが理想。今年の標語として色紙に「乾坤一擲(けんこんいってき)=天運に任せ、大きな賭けに出ること」としたため「大勝負の年。必ずビッグマッチをしたい」と日本人対決に照準を合わせた。