皇治が3・10K-1さいたま大会で復帰 日本対世界、最後の1試合でサイコと激突

 昨年12月8日のK-1大阪大会で武尊(27=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)のK-1ワールドGPスーパーフェザー級王座に挑戦、判定負けした皇治(29=TEAM ONE)が、ビッグショー「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~K’FESTA.2~」(3月10日・さいたまスーパーアリーナ)で再起戦を行うことが18日、都内で発表された。「日本vs世界・7対7」でヤン・サイコ(23=ドイツ)と激突する。

 サイコはスロバキア出身、ドイツ在住。荒々しいパンチ主体のファイトスタイルだが、変則的な蹴りも持ち合わせている。タイトル歴はISKA世界スーパーフェザー級王者、同欧州同級王者、同ドイツ同級王者。

 「俺が対戦相手である以上、皇治に勝ち目はない。俺が自分の力を出せば間違いなく勝てる。皇治は前に出ることしかできないファイターだから、俺が試合でレッスンしてやる。俺がどんなファイターかを日本のファンに見せつけるつもりだ」と豪語している。

 また、K-1ワールドGPヘビー級王者ロエル・マナート(24=オランダ)がスーパーファイトでクリス・ブラッドフォード(40=豪州)と激突することも発表された。マナートは往年の名選手アンドレ・マナートの息子で、ブラッドフォードはやはり往年の名選手である“拳獣”サム・グレコの推薦選手とあって、オールドファンにも注目の一戦となりそうだ。

 マナートは「日本でも注目される試合になると思う」、ブラッドフォードは「グレコの推薦選手として世界の舞台に立てるのはとても光栄。サムと一緒に対策を練っているから全く問題はない」とコメントしている。

この他の追加決定カードは次の通り。

 ◇スーパーファイトフェザー級 小澤海斗(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)-覇家斗(K-1ジム・ウルフTEAM ASTER)

 ◇同ライト級 ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ)-リュウ・ウェイ(中国)

 ◇同Sライト級 佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)-安保瑠輝也(team ALL-WIN)

 ◇同Sライト級 左右田泰臣(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)-松花征也(リバーサルジム横浜グランドスラム)

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