タイチが前哨戦で内藤に勝利!2・3札幌は「藤原喜明以上のことが起こる」

 「プロレス・新日本」(28日、後楽園ホール)

 2月3日の北海道立総合体育センター・北海きたえーる大会で王者・内藤哲也にタイチが挑戦するIWGPインターコンチネンタル選手権試合の前哨戦が5対5のイリミネーション戦で行われ、タイチが内藤を直接破った。

 タイチは鈴木軍の盟友エル・デスペラード、金丸義信、ザック・セイバーJr.、鈴木みのると組んで、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの内藤、鷹木信悟、BUSHI、SANADA、EVIL組と対戦。鈴木軍は奇襲を仕掛け、タイチは場外で内藤をイスで殴打するなど猛攻を加えた。

 リング内外で10人が入り乱れる大乱戦は、タイチと内藤が生き残って一騎打ちに。タイチはエプロンへ内藤を追い込むとジャンピングハイキック2連発で場外へたたき落とし、オーバーザトップロープで勝利した。

 試合後、マイクを握ったタイチは憎まれ口全開。「内藤、お前はよ、札幌までちゃーんと生かしておいてやるから安心しろ。その代わり、札幌の試合後はよ、お前ら、そして世界一マナーの悪いクソハポンファンども、内藤と一緒によ、『タイチさん、今までガタガタ言ってすみませんでした』と、三つ指ついて謝る準備しとけよ」と挑発した。

 インタビューでも「なんか、弱くなっちまったな。内藤をはじめ、ハポンファン、ハポン軍。今までオレに死ねとか殺すぞとか消えろとか言ってた勢いはどこへ行った。連日ハポン軍が敗れ去るのを見て言えなくなったか」と挑発は止まらず。さらに、84年2月3日の札幌大会で藤原喜明が入場中の長州力を襲撃した事件を持ち出し、「冬の札幌、藤原喜明以来何も起きてねえな、これといったものは。あれ以上のことが起こるかもな」と予告した。

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