デービスの相手急きょ変更 マレス負傷で日本でもおなじみウーゴ・ルイスに
「ボクシング・WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ」(2月9日、カーソン)
WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者のジャーボンテイ・デービス(24)=米国=が2月9日(日本時間10日)に予定する初防衛戦の対戦相手が元世界3階級王者のアブネル・マレス(33)=メキシコ=から元WBC世界スーパーバンタム級王者のウーゴ・ルイス(32)=メキシコ=に急きょ変更になった。30日、主催者が発表した。
マレスがトレーニング中に負傷したため変更となった。試合日程に変更はなく、米国カリフォルニア州カーソンのディニティ・ヘルス・スポーツ・パークで開催される。
試合まで残り10日というところで代役となったルイスは日本でもおなじみの選手。WBA世界バンタム級暫定王者だった12年12月に正規王者の亀田興毅(亀田)と大阪で対戦して僅差判定負け。WBC世界スーパーバンタム級王者となった16年9月には再び大阪で長谷川穂積(真正)に9回TKO負けして王座を手放している。
ルイスは長谷川に敗れた後、2年ほど試合を行っていなかったが、昨年8月に復帰。以後3連勝をマークしている。直近の試合は今月19日にラスベガスのMGM・グランドで、WBA世界フェザー級暫定王者のジャック・テポラ(フィリピン)に挑む予定だったが、テポラが大幅に体重超過して計量失格となったため、代役のアルベルト・ゲバラ(メキシコ)と調整試合を行い、判定勝ちした。それから約20日で世界戦を行う強行スケジュールとなる。