メイウェザー氏、愛弟子と那須川天心とのエキシビションを計画?「4月に日本で」
「ボクシング・WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ」(9日、カーソン)
同級スーパー王者のジャーボンテイ・デービス(24)=米国=が1回2分59秒TKOで元WBC世界スーパーバンタム級王者のウーゴ・ルイス(32)=メキシコ=に圧勝した。試合後、デービスをプロモートする元世界5階級王者のフロイド・メイウェザー氏(41)がデービスの次戦として、4月に日本でキックボクシングの“神童”那須川天心(20)=TARGET=とエキシビションマッチで対戦させる計画があることを明かした。
メイウェザーの後継者とも一部で評されるデービスはこの日、カリフォルニア州カーソンのディニティ・ヘルス・スポーツ・パークで初防衛戦を行った。当初、対戦相手は元世界3階級王者のアブネル・マレス(メキシコ)の予定だったが、マレスが網膜剥離を発症したためキャンセル。長谷川穂積氏や亀田興毅氏との対戦で日本でもおなじみのルイスが急きょ代役に立てられ、1月30日に発表された。
デービスはこの代役挑戦者から初回終了間際に右フックでダウンを奪い、2分59秒TKOで圧勝。戦績を21戦全勝(20KO)とした。メイウェザー氏は試合後にデービス同席の会見を行い、「テンシンと4月に日本で対戦する。ボクシングマッチ。エキシビションマッチだ」などと話した。
現役を引退しているメイウェザー氏は昨年大みそかにさいたまスーパーアリーナで開催された「RIZIN.14」のメインイベントで、那須川とのエキシビションマッチを決行。3分×3ラウンド、キック禁止、KO決着ありのルールの中で那須川を初回に3度倒してTKOで圧勝している。