井上尚弥5・18英国初上陸 「モンスターパフォーマンスを披露したい」
ボクシングのWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(25)=大橋=の次戦となる階級最強決定トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)」の準決勝、IBF同級王者エマヌエル・ロドリゲス(26)=プエルトリコ=戦が5月18日に英国グラスゴーで開催されることが決定した。主催者が12日、大会公式サイトで発表した。
井上尚は昨年10月に元WBA同級スーパー王者フアンカルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)と1回戦を戦い、70秒KO勝利でこれを突破。衝撃的な試合内容が世界中で話題となり、今大会の優勝候補筆頭と目される。戦績は井上尚が17戦全勝(15KO)、ロドリゲスは19戦全勝(12KO)。
全勝対決に臨む井上尚は、主催者を通じ英語で「バンタム級最強を証明する」と闘志。英国で試合を行うのは初めてで「熱狂的な英国のファンの前でボクシングをするのが待ち切れない。モンスターパフォーマンスを披露したい」とコメントした。