38歳堀川謙一が王座に復帰 仲間に感謝「支えがあって続けてこられた」

 「ボクシング・日本ライトフライ級王座決定戦」(14日、後楽園ホール)

 38歳の堀川謙一(三迫)が王座決定戦を制し、約3年2カ月ぶりに王座返り咲きを果たした。タイトル初挑戦に燃える戸高達(レパード玉熊)の圧力をかけながらの攻撃を冷静に見切り、足を使って上下に打ち分ける正確なパンチで迎撃。8回に連打を浴びせて圧倒すると、8回終了後に相手陣営が棄権を申し出た。

 17年にSFマキジムから三迫ジムに移籍し、再浮上を果たしたキャリア55戦のベテランは「長かったですし、環境がガラッと変わって、三迫ジムの仲間の支えがあって続けてこられた」と感謝。今後については、「もう一度欲しいベルトだったんで、しっかり守って、その先のビジョンは自分の中にありますが、まだ言えないです」と話した。

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