亀田3兄弟いとこ京之介が新人王戦エントリー 優勝して“アンチ亀田”黙らせる
「亀田3兄弟」のいとこ“浪速の狂拳”亀田京之介(20)=協栄=が15日、自身のツイッターを更新。今年度の東日本新人王戦にエントリーしたことを明かし、優勝宣言した。
京之介はトーナメント表を添付し、「新人王戦!決まりました!俺は逃げも隠れもしやんよ!誰が優勝候補か知らんけど 関係ないよ!1番盛り上げて最高な試合にしたる!」と意気込みを示した。
京之介のフェザー級は22人がエントリーする激戦区となっている。「これでお前らも文句無いな?相手も選んで無いし これで優勝したるからこれで お前らも文句ゆーなよ 見てればわかるよ!最高のトーナメントにしたるよ 見てろよ」と、亀田家のマッチメークに批判的な一部ファンをけん制した。
新人王戦は古くは元世界2階級王者のファイティング原田(笹崎)から現在もWBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(伴流)に至るまでチャンピオンへの登竜門。全国4地区で春先から大会が始まり、年末の全日本新人王決勝戦でその年の各階級の新人王が決定する。勝ち上がり方式の大会のため、相手やおおまかな試合日程は決まっており、マッチメークで調整することはできない。
京之介は亀田3兄弟の父・史郎氏の兄の長男。史郎氏の指導の下、6歳から大阪で英才教育を受けた。しかし凶暴な性格ゆえ、一時非行の道に走り、ボクシングからフェードアウトした。それでも18歳で一念発起して上京。昨年元日に“亀田家の秘密兵器”の触れ込みでデビュー戦にこぎつけるが、防御の甘さを突かれてまさかの2回TKO負け。試合前は3兄弟にも劣らぬビッグマウスぶりを発揮していただけに、“亀田家”初のKO負けという屈辱に、試合後の控室で号泣した。
そこから奮起して5月に2回TKOで初勝利を飾ると、11月の3戦目も判定勝ち。2勝(1KO)1敗と勝ち越して大会に向かう。「亀田家はかませ犬とか言われてたよな?違うってとこ見せたるわ まーどーでも良いけどそんな思われた無いし だから強い奴もこのトーナメントに居てる思うよ、多分 だから亀田家初新人王出るし 俺が取ったるよ! 見ててみ」と自信満々に優勝宣言した。