純烈の新メンバーにジャイアントパンダ!「4人+1匹で紅白」宣言も不倫発覚で即クビ
「プロレス・マッスル」(16日、両国国技館)
09年5月に活動を一旦停止したプロレス団体DDT内のブランド「マッスル」が復活し、昨年の大みそかに紅白歌合戦出場を果たしたムード歌謡グループの純烈が参戦した。
かつてマッスルにはリーダー酒井一圭が、お笑い芸人のレーザーラモンHGと同じコスチュームを身につけて、酒井一圭HGと名乗って参戦していたことがある。純烈は今年に入って、メンバーの友井雄亮がスキャンダルで脱退し、4人となって再スタートを切った。だが、この日はリング上で1曲披露すると、マッスルの鶴見亜門GMから突然、「偶数だとバランスが悪い」と、新メンバーオーディションの時間差バトルロイヤルを強制された。
純烈の面々は反対したが、酒井が出場して優勝すれば新メンバー加入はなしとなる条件で渋々受諾。ゴングが鳴り、酒井はかつてのHGスタイルで6番目に登場するも、当時から約30キロ増量し、腹の肉がはみ出る状態だった。
それでも屈強なプロレスラーにまじって、力士出身の樋口和貞の強烈なブレーンバスターをカウント2で返すなど奮闘。そして、終盤に登場した身長3メートルのアンドレザ・ジャイアントパンダとの一騎打ちまで持ち込む。
そして、放送席にいた3人のメンバーを呼び込み、「純烈アタック」なる4人連係攻撃を繰り出したが、プロレス界で快進撃中のジャイアントパンダを崩せず。最後はアンドレザプレスで圧殺された。
純烈は友井の脱退後、4人で紅白を目指すと誓っていたが、この敗北で、酒井が「4人プラス1匹で紅白を目指します」と宣言。その言葉通り4人プラス1匹で、持ち歌の「プロポーズ」を披露した。
だが、興行の最後で事態は急変。妻子持ちであるジャイアントパンダに、女子プロレスラー・藤本つかさとの不倫報道があったことが明らかにされ、酒井はジャイアントパンダに即クビを宣告。結局、純烈は4人で活動を続けることになった。