前IBF王者・岩佐亮佑10回負傷判定でドヘニーへの挑戦権獲得 LAで再起戦

 「ボクシング・IBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦」(16日、ロサンゼルス)

 前王者で同級3位の岩佐亮佑(29)=セレス=が16日(日本時間17日)、米国ロサンゼルスのマイクロソフト・シアターで、同級5位セサール・フアレス(27)=メキシコ=に10回負傷判定勝ちし、王者のTJ・ドヘニー(32)=アイルランド=への挑戦権を獲得した。

 前に出てくるフアレスを岩佐が迎え撃つ展開の中、偶然のバッティングでフアレスが右目をカット。10回負傷判定となり、2-0(95-95、97-93、98-92)で岩佐が支持された。

 岩佐は昨年8月に後楽園ホールで開催した2度目の防衛戦でドヘニーに0-3判定負けして王座陥落。再起戦として海外での挑戦者決定戦に臨み、挑戦権を獲得した。岩佐の通算戦績は29戦26勝(16KO)3敗。フアレスは30戦23勝(17KO)7敗となった。

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