前WBO世界王者・木村翔が現役続行 3月下旬に上海での再起戦有力
ボクシングの前WBO世界フライ級王者・木村翔(30)=青木=が19日、都内で会見し、現役続行を表明した。再起戦は3月下旬に中国・上海で行うことが有力だ。
木村は昨年9月に田中恒成(畑中)に敗れ2度目の防衛に失敗。その後は引退を考えたというが、ファンの声に心を動かされて続行を決意。特に木村は17年に中国のスター選手、鄒市明を破ったことで同国で高い知名度があり、短文投稿サイト微博(ウェイボー)に「あきらめないで」などと多くのメッセージが投稿されたという。
すでに昨年12月から練習を再開。「チャンスがあれば今年中にチャンピオンベルトを巻きたい。チャンスがあれば1階級上でも下でも戦えるように調整していきます」と目標を掲げた。