ボクシング部前監督が女性に暴力 東福岡高校、指導継続
福岡市博多区の私立東福岡高は21日、ボクシング部の40代の前監督が2015年、飲食店の女性従業員を殴る暴力を振るっていたと明らかにした。同校は厳重注意したが、正確な事実関係の確認は困難として、その後も授業や部活指導を続けさせていた。前監督は高校時代に全国大会で優勝経験がある。
前監督は昨年11月の福岡県高校ボクシング新人競技大会で、「練習開始後8カ月経過」の出場資格を満たさない部員6人を選手登録。うち3人を試合に出場させたことが問題化し、直後に監督を解任され、無期限の謹慎処分となっている。