谷口将隆、「クレイジージャーニー」見て王座獲る!WBO世界ミニマム級戦
ボクシングのWBO世界ミニマム級タイトルマッチ(26日、東京・後楽園ホール)の予備検診が24日、都内で行われ、王者のビック・サルダール(28)=フィリピン=と挑戦者で同級2位の谷口将隆(25)=ワタナベ=はともに異常なしと診断された。谷口は25日に行われる前日計量までTBS系の紀行バラエティー番組「クレイジージャーニー」を見て過ごし、王座奪取へ英気を養う。
初対面した王者の印象を「もっとオーラがあると思ったんですけど、減量の影響なのか、オーラは感じなかった」と話した谷口。身長は自身が161・5センチで159・8センチの王者を上回るが、リーチは自身が163・5センチで王者が170センチと王者が大きく上回ることには、「試合では自分よりリーチの長い選手とはやったことないですけど、今回のスパーリングでリーチ170センチ以上の相手とやっているので問題ない」と強調した。
減量は残り数百グラムと順調で、計量まではお気に入りの「クレイジージャーニー」を見て過ごす。世界の危険地帯を旅する丸山ゴンザレス氏が出演する回がお気に入りだ。自身が危険地帯を訪れることはないと言うが、リング上の危険な戦いを突破して、世界の頂へ登り詰める。