飯伏 復帰も「試合勘戻らない」NJC内藤戦へ急ピッチ調整誓う
「プロレス・新日本」(8日、後楽園ホール)
1月4日の東京ドーム大会で脳しんとうを起こして欠場していた飯伏幸太が約2カ月ぶりに6人タッグ戦で復帰。敗れたものの、ニュージャパンカップ1回戦の内藤哲也戦(10日、兵庫・ベイコム総合体育館)へ向けて急ピッチの復調を誓った。
飯伏はSHO、後藤洋央紀と組んで、鷹木信悟、SANADA、内藤組と対戦。内藤とスピーディーな攻防を繰り広げ、その場跳びムーンサルトプレス、スワンダイブ式ミサイルキックなどの空中殺法も披露したが、最後はSHOが鷹木のラスト・オブ・ザ・ドラゴンで仕留められた。
飯伏はブランクを感じさせない動きを見せたかに見えたが、試合後は「全然試合勘が戻らないですね。もっと(試合に)参加したかった。もっと行かないと今の内藤さんには追いつかない」と不満顔。それでも、「1回経験したらすぐ戻せるんで、あしたには完全体にしておきたいですね」と、2日後の内藤戦へ自信を示した。
また、6日の大田区総合体育館大会で飯伏との共闘を希望した後藤がこの日も「組みたい気持ちもあるけど、彼の気持ちもあるんで、その辺は焦らず、じっくりと絆を深めていきたいと思っています」とコメント。それを聞いた飯伏は「組んでもらえるなら、こちらこそお願いします。喜んで」と歓迎した。