K-1武尊 ムエタイとの頂上対決制し「総合でも何でもやろうと思っている」
K-1 WORLD GPスーパーフェザー級王者の武尊(27)が11日、都内で10日・さいたまスーパーアリーナ大会の一夜明け会見を行った。
K-1の平成最後となるビッグショーで、ムエタイ二大殿堂の一つラジャダムナンスタジアムの現役フェザー級王者であるヨーキッサダー・ユッタチョンブリー(27)に、K-1ルールながら2回2分43秒でKO勝ち。K-1とムエタイの頂上対決を制した。
武尊は「僕の人生の中で大一番」という前夜の決戦について、「ムエタイのすごさを約10年間ずっと追いかけてきたんで、今回ラジャのチャンピオンと戦って勝つことができて、僕の人生の中では本当に大きな進歩というか、階段だったかなと思ってます」と意義をかみしめた。
ヨーキッサダーについては「足が金属バットでしたね。一発(ミドルを)蹴られて『耐えられないな』と思って、そこから中に入れなくなりましたね。実際に腕がやばいんですよ」と、ミドルで腫れ上がった両腕を公開。「パンパンで今は握力がないんですよ。今までこういうふうになった経験はなかったし、ミドルがこんなに痛かったのは初めてですね。一発で『これはもらい続けたら腕が折れるな』と思って」と、ムエタイ最高峰の破壊力を証言した。パンチでのKO勝ちという結果には「覚悟を決めていったパンチが一発で当たった」という。
今後については「あと何試合できるかわかんない」と、現役生活の終わりを見据えていることを明かし、「満足できるというか『この人とやれて良かった』と思える試合をしていきたい」、「命を削るだけの意味のある試合をしたい」と希望。ルールはK-1でもキックボクシングでも問わないとし、「総合でも何でもやろうと思ってる」とまで口にしていた。
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