田中恒成「自信ある」田口との初防衛戦で“打ち合い”を想定
「ボクシング・WBO世界フライ級タイトルマッチ」(16日、岐阜メモリアルセンター・で愛ドーム)
王者の田中恒成(畑中)が11日、名古屋市内の所属ジムで練習を公開し、同級4位・田口良一(ワタナベ)との初防衛戦で“打ち合い”を想定していると明かした。
3階級王者は「田口選手の今の状況を考えると、(打ち合いに)出てくる可能性は十分あり得る」と冷静に分析した。元統一王者の田口は昨年5月に王座陥落。一時は引退も考えながら一階級上げ、再起戦を挟まず進退を懸けてくる挑戦者に、ただならぬ覚悟を感じ取っている。
「厳しい試合になるが前より自信がある」。昨年9月の木村戦を彷彿(ほうふつ)とさせる打撃戦になろうとも、一歩も引くつもりはない。