ボクシング、田中は異常なし WBO世界戦予備検診、田口も
世界ボクシング機構(WBO)フライ級タイトルマッチ(16日)の予備検診が13日、名古屋市内と東京都内で行われ、同級で初の防衛戦に挑むチャンピオンの田中恒成、挑戦者の同級4位で元世界王者の田口良一とも異常なしと診断された。
田中は身長164センチで田口より3・8センチ低く、リーチは9・5センチ、胸囲は8センチ下回った。体格差について「自分は足がしっかりしている。上半身がでかいか、下半身がでかいかの差」と意に介さず「いい調整ができた」とうなずいた。
田口は「9・5センチのリーチ差が出る試合にはならない。近距離での打ち合いが多いと思う」と言った。