元極真世界王者の美人ボクサー谷山2連勝も反省「キックの癖が出てしまう」
「ボクシング・女子6回戦」(22日、後楽園ホール)
極真空手世界選手権2連覇、キックボクシングの日本王者からボクシングに転向した谷山佳菜子(32)=ワタナベ=がファナルック・コンサング(24)=タイ=を3-0の判定でデビュー2連勝を飾った。
後楽園ホールはキックボクシング時代に経験しているが、ボクシングでは初めての谷山。東洋太平洋女子バンタム級5位の強敵に長い左ジャブから懐に飛び込み、相手の巧みなクリンチに手こずりながらも手数で勝り、2人が満点をつける大差で押し切った。
美人ボクサーは危なげない勝利にも、試合後は「接近戦がまだ苦手。高く構えるキックの癖が出てしまう」と反省。東洋太平洋ランカーに勝利したことで、陣営は次戦にも王座に挑戦させる意向だが、本人は「狙いたい気持ちがありますが、技術的にまだまだだと痛感したので、もっと練習してボクシングをうまくなりたい」と精進を誓った。