小西伶弥5・19神戸で世界挑戦決定 井岡と激闘のアルバラードに挑戦
ボクシングの真正ジムは28日、神戸市内のホテルで会見を行い、IBF世界ライトフライ級3位の小西伶弥(25)=真正=が5月19日に神戸ポートピアホテル・大輪田の間で同級王者のフェリックス・アルバラード(30)=ニカラグア=に挑戦することを発表した。
神戸市灘区出身の小西は昨年3月に世界初挑戦。空位のWBA世界ライトフライ級王座をカルロス・カニサレス(ベネズエラ)と争い、序盤にダウンしながらも粘りを見せたが、判定負けした。7月の再起戦でWBOアジア太平洋同級王座を獲得すると、12月に初防衛に成功。再起後2連勝で世界再挑戦のチャンスを得た。
小西は「去年負けた悔しい思いは二度としたくない。次負けたらもうチャンスはないと思う。何が何でも世界チャンピオンになります」と2度目にチャンスに懸ける思いを打ち明けた。王者のアルバラードについては「かなりのファイターでパンチもある。だからといって下がるつもりはない。完全に打ち合いにいく。最終的には気持ちだと思っている」と真っ向勝負を宣言した。
アルバラードは13年大みそかに大阪で当時のWBA世界ライトフライ級王者・井岡一翔に挑戦。フルラウンドに渡って激しい打撃戦を繰り広げたが、判定で敗れている。昨年10月に決定戦でランディ・ペタルコリン(フィリピン)を7回TKOで倒してIBF世界ライトフライ級王座を獲得。今回が初防衛戦となる。
戦績は小西が18戦17勝(7KO)1敗。アルバラードは36戦34勝(30KO)2敗。
試合チケットは真正ジム(078・335・5147)とチケットぴあで本日から発売する。