井上尚弥、トップアマの堤とスパー 決戦の準備着々
「ボクシング・WBSS準決勝・WBA・IBF世界バンタム級王座統一戦」(5月18日、グラスゴー)
WBA世界バンタム級王者・井上尚弥(25)=大橋=が30日、横浜市内でトップアマの堤駿斗(東洋大1年)と4ラウンドのスパーリングを行った。16年に日本勢として初の世界ユース金を獲得した堤との対戦は緊張感がみなぎったが、徐々にペースを握って強打を入れて絶好調ぶりを見せた。
「堤くんとのスパーリングは2月から始め今回が3度目。緊張感があって反応も早くて、一瞬でも気を抜いたらやられる最高の練習パートナー。右の返しはロドリゲスもイメージしやすい」と、汗をぬぐった。トップアマを“仮想ロドリゲス”に決戦の準備を整えている。