蝶野正洋 “同い年”北尾光司さんをしのぶ「もっと一緒にやりたかった」
プロレスラーの蝶野正洋(55)が3月31日、大阪市・あべのルシアスでトークショーに出演。慢性腎不全のため2月10日に死去した元横綱・双羽黒北尾光司さん(享年55)の訃報に触れ「年齢も一緒。もっと一緒にプロレスをやりたかった」と、リングでも活躍した北尾さんをしのんだ。
北尾さんは90年2月の新日本プロレス東京ドーム大会でプロレスデビュー。84年デビューの蝶野は“先輩”にあたるが、同い年で仲が良かったという。
北尾さんは90年7月に欠場問題をめぐって長州力と大げんか。暴言を吐いたことで、新日本を解雇された。マット界のお騒がせ男と言われたが、蝶野は「さすが横綱だなって思ったし、腕力がすごかった。何よりプロレスが好きだった。もっと長く、レスラーをできていたら」と早すぎる死を悼んだ。