全日本CC開幕・岡林が石川との肉弾戦制し初V宣言「絶対いける!」
「プロレス・全日本」(4日、後楽園ホール)
18選手がA、Bの2ブロックに分れて争うシングルリーグ戦「チャンピオンカーニバル」が開幕し、大日本プロレスから参戦の岡林裕二が世界タッグ王者の石川修司を破って白星発進を決めた。
筋肉自慢の岡林は、身長195センチ、体重130キロの“大巨人”石川と後楽園ホールを揺るがすようなド迫力の肉弾戦を展開。怪力を発揮してアルゼンチン式背骨折り、投げっぱなし原爆などで攻め込むが、重いランニングニーリフト、エプロンサイドでのファイヤーサンダーなどの厳しい反撃でピンチに陥る。それでも、執念で立ち上がり、最後はニーリフトを捕らえてのパワーボム、カウンターのラリアットをたたみ掛け、ゴーレムスプラッシュで圧殺した。
前回出場の12年は下位に沈み、雪辱に燃える岡林は強敵を撃破し、「見たか、オラー、全日本!この勢いで行くぞ。もう優勝しかないやろ」と意気揚々。「ダメージがヤバいですね、マジでやばい。勝ってよかった。向こうは体もデカい。体重も重い。気持ちで勝りました」と、石川との激闘を振り返りながら、「優勝確実や。絶対いける。気持ちさえ強く持てば。強敵ですから、全員が強敵。あとは気持ち、それだけです」と初優勝を宣言した。