全日本CC・三冠王者の宮原、白星発進で豪語「日本全国盛り上げて優勝する」
「プロレス・全日本」(4日、後楽園ホール)
18選手が2ブロックに分かれて争うシングルリーグ戦「チャンピオンカーニバル」が開幕。三冠ヘビー級王者の宮原健斗は青木篤志を破って白星発進し、史上7人目となる同王座を保持しての優勝に自信を示した。
宮原は、負傷欠場の真霜拳號に代わって出場したジュニア戦士の青木篤志の巧みな試合運びに苦戦。イス投げつけ、鉄柵の上に立ってのブレーンバスターなどの荒技も交えた攻めに追い込まれたが、最後はヒザ蹴りブラックアウトの乱れ打ちから2段階式原爆、シャットダウンスープレックスをたたみ掛けてねじ伏せた。
試合後の宮原は、「今年のチャンピオンカーニバルはどうなってんだ。開幕戦から全力以上の力じゃないと勝ち抜ける余裕はこれっぽっちもない」と、青木の健闘に疲労困憊(こんぱい)。それでも、「オレは今まで日本全国を盛り上げてきた自負がある。このチャンピオンカーニバルもな、ただ最低条件で優勝するんじゃねえぞ。北海道から博多まで、宮原健斗時代をお披露目して、盛り上げて優勝するからな。そこは、その他大勢のレスラーとは、カリスマ、選ばれた男との違いを見せつけて優勝する」と豪語した。