ボクシングで再びタイム計測ミス 今度は1ラウンド2分しかなかった…
5日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で行われたプロボクシング8回戦でタイム計測ミスが発生した。
フェザー級8回戦で行われた試合は、テイル渥美(渥美)が4回2分17秒TKOで堤本京介(大阪帝拳)に勝利した。しかし本来3分間であるはずの第3ラウンドが2分で終了。続く4回にダウンを奪った渥美が勝利を決めている。
日本ボクシングコミッション(JBC)は昨年12月に大阪・住吉区民センターで行われた東洋太平洋バンタム級王座決定戦で、1ラウンドが4分あったりと、試合中に3度の計測ミスを起こしていた。2月に調査結果や関係者の処分などを発表し、試合の適切な管理業務がなされなかったことを謝罪。タイムキーパー2人体制の堅持など再発防止策を打ち出した。しかし前回と同じJBC関西事務局管轄試合で、計測ミスが短期間で繰り返されることとなった。今回はタイムキーパー2人体制をとっていた。
試合後に大阪帝拳・吉井寛会長がコミッション席で事実を確認。JBCは事実関係を調査し、試合の成立を認めるかなどは後日発表するとした。