藤中周作、再起戦飾れず 小学校入学の長男に「勝利見せたかった」

 「ボクシング・8回戦」(5日、後楽園ホール)

 日本ウエルター級14位の藤中周作(32)=金子=が同級2位の垂水稔朗(25)=協栄=に0-3の判定で敗れた。

 藤中は昨年12月に同級王者の矢田良太(グリーンツダ)に挑戦して敗れて以来の再起戦。その前戦では垂水に敗れており、雪辱戦でもあった。初回から積極的に懐に飛び込んで左フックを繰り出すなど、接近戦での激しい打ち合いに持ち込んだが、冷静に正確なパンチを打ち込んだ垂水に軍配が上がった。

 健闘むなしく3連敗に、「いい感じで練習できて、コンディションもよくていけると思ったんですけどね。成長した分は出せたと思ったんですけど、結果がついてこないと。いろんな人にいろんな人に応援してもらってて申し訳ない」とガックリ。2児の父であり、「子どもに勝利を見せたかったですね。今日、(長男が小学校の)入学式だったんですよ」と残念がった。

 今後については「一番、嫁に迷惑をかけているので、家族と話し合って。タイミング的に子どもが小学校に入って、嫁も仕事を変えないといけない。強さを求めているんですけど、時には家族の愛が上回ることがあるので…」と迷える胸中を口にした。

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