黒田雅之「3、40点」と厳しめの自己採点 小西には感謝「精神的に刺激になります」
「ボクシング・IBF世界フライ級タイトルマッチ」(5月13日、後楽園ホール)
同級4位の挑戦者・黒田雅之(川崎新田)が6日、5月19日にIBF世界ライトフライ級王座に挑戦する小西伶弥(真正)と川崎市の川崎新田ジムで6回の公開スパーリングを行った。世界挑戦者同士の豪華な顔合わせは3日に続き2度目。小西は頭を振って懐に飛び込み、黒田は長く鋭いジャブを繰り出すなど、互いに持ち味を出しながら激しく打ち合った。
黒田は厳しく自己採点した。「今日は間の抜けたスパーリングになった。3、40点。(小西は)対策をしてきたので、やりずらいと思った。ワンパターン、ツーパターンぐらいしかできなかった」と反省。小西については「瞬発力がある」と評価し、「目指すところは一緒なのでありがたい。精神的に刺激になります」と感謝した。