小西伶弥、黒田雅之との豪華スパーリングで収穫「すごく練習になる」
「ボクシング・IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ」(5月19日、神戸ポートピアホテル)
同級3位の挑戦者・小西伶弥(真正)が6日、5月13日にIBF世界フライ級王座に挑戦する黒田雅之(川崎新田)と川崎市の川崎新田ジムで6回の公開スパーリングを行った。世界挑戦者同士の豪華な顔合わせは3日に続き2度目。小西は頭を振って懐に飛び込み、黒田は長く鋭いジャブを繰り出すなど、互いに持ち味を出しながら激しく打ち合った。
前回は黒田に「今までにないぐらいボコボコにされた」という小西。「今日はまだマシでした」と話し、「次の相手は大きく振ってくる。黒田選手みたいに強くスピードのある的確なパンチを打つ選手はすごく練習になる」と収穫を口にした。
2日に神戸から来て、この日が関東出稽古の最終日。WBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(ワタナベ)とも拳を交えており、「いろんなタイプの選手がいる。関西ではなかなかできないのでいい経験になる」と手応えを感じていた。