院生ボクサー・坂本真宏「土台作る」再起戦へ淡路島で走り込み合宿開始

 「ボクシング・WBOアジア太平洋フライ級王座決定戦」(5月26日、大阪市立大第2体育館)

 WBOアジア太平洋フライ級王座決定戦を行う同級2位の坂本真宏(28)=六島=ら4人が8日、兵庫県淡路島で走り込み合宿を開始した。他にもWBOアジア太平洋バンタム級5位ストロング小林佑樹(27)、桑畑デカナルド闘凜生(22)、古谷昭男(21)が参加。下半身とスタミナ強化を目的に、午前は2時間の砂浜ランニングとショートダッシュ、午後からサッカー場でのインターバル走800メートル×15本などを行った。

 坂本は昨年大みそかにマカオでIBF世界フライ級王座に初挑戦したが、王者モルティ・ムザラネ(南アフリカ)に10回TKO負けを喫しており、アジア太平洋同級3位の阪下優友(27)=角海老宝石=との王座決定戦が再起戦となる。坂本は「この合宿で中盤以降も打ち合える土台を作り、試合ではいい勝ち方ができるように調整を進めていく」と意気込んだ。

 WBOアジア太平洋バンタム級タイトルマッチで王者ベン・マナンクィル(フィリピン)に挑戦する小林は「しっかりと走り込こんで12Rフルで戦っても崩れない下半身、メンタルを作り、今度こそチャンピオンになる」。バンタム級6回戦でプロ3戦目に挑む桑畑は「プロになって初めての走り込み合宿。トレーナーの鬼メニューを走り込んで、さらにレベルアップして次戦もKOする」と決意をにじませた。合宿は11日まで行われる。

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