K-1 ゲーオの王座に挑戦する安保 王者の挑発に「ホンマに覚悟しとけ」

 「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN」(6月30日、両国国技館)

 第1弾カードが12日、都内で発表され、第3代K-1 WORLD GPスーパーライト級王者のゲーオ・ウィラサクレックが安保瑠輝也の挑戦を受けて初防衛戦を行うことが決まった。

 ゲーオは昨年11月の第3代王座決定トーナメントを制し、王座に返り咲き。安保は同級転向後、山崎秀晃と佐々木大蔵を撃破して挑戦者に選ばれた。

 会見では無口なゲーオが珍しく饒舌(じょうぜつ)で「瑠輝也は(ゲーオと同門の)ゴンナパーに倒された記憶がある。自分と戦う前にゴンナパーと戦って、勝ってから来てほしいね。三ノ輪の方にいるから」、「しっかり自分に当ててみてください」、「肘打ちで倒したい…K-1では反則でしたね」などと、笑みを浮かべながら挑発的な言辞を並べた。

 これには安保も「ゴンナパーとやった時とだったら、圧倒的に今の方が強い」と反論し、「ナメてたら本当にぶっつぶします。何も負けてるとは思ってない。どんな展開でも勝ってやろうと思います。絶対にブチ当ててやるんで、ホンマに覚悟しとけ」と応酬。

 ボクシングの現WBC世界スーパーバンタム級暫定王者・亀田和毅と一緒に神戸でフィジカルトレーニングを積んでいることを明かし、「本当に毎回吐いてるんですけど、それでも食らいついていく気持ちでやってるんで、6月は別人の姿を見せます」と、猛特訓の成果を見せることを誓っていた。

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