尾崎魔弓 志田光を撃破!50歳女王誕生「動けるババアなんだよ」
「プロレス・OZアカデミー」(14日、後楽園ホール)
OZアカデミー無差別級選手権は、挑戦者の尾崎魔弓(50)が王者・志田光(30)を大逆転のエビ固めで破り、7年ぶり3度目の戴冠劇をやってのけた。女子の最年長王者は3WAY戦のWWWD世界エリザベス王者・ジャガー横田の57歳8カ月だが、シングル王座ではWWWD世界王者のアジャ・コングの48歳6カ月を抜いて50歳5カ月の女王が誕生した。
2年ぶり3度目の一騎打ちは、尾崎のセコンドに就いた桜花由美とポリスが介入。竹刀、チェーン、イスが交錯する1対3の戦いを強いられた志田だったが、UFCで活動する“盟友”朱里が助っ人として乱入するハプニングも起こった。
赤い毒霧噴射の応酬後、尾崎は志田の魂のスリーカウントを浴びながらも逆転のエビ固めを決めて19分30秒の死闘に終止符。志田は314日天下に終わった。
5月に旗揚げする米国の新団体オールエリート・レスリング(AEW)の所属となった志田に対して、尾崎は得意満面に毒舌。「アメリカかぶれしているヤツに負けるわけねえんだ。体が小さいから昔から逆転は得意技。50歳になっても動けるババアなんだよ」と、胸を張った。