前日計量にパッキャオが! スーパースターの登場に場内どよめく
「総合格闘技・RIZIN」(21日、横浜アリーナ)
前日計量が20日、都内で行われ、全12試合に出場する24選手が1回目でパスした。RIZINとプロモーションに関する契約を結んだボクシング世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(40)=フィリピン=も来場。榊原信行実行委員長(55)は、パッキャオが推薦し、RISE世界フェザー級王者の那須川天心(20)=TARGET=とキックボクシングルールで対戦するWBCムエタイ・フライ級フィリピン王者フリッツ・ビアグタン(23)=フィリピン=が前日に「パッキャオと会ったことがない」と発言したことについて謝罪した。
パッキャオは計量後に登壇。スーパースターを目の当たりにして場内がどよめく中、「フリッツ選手の応援をできる機会をくれて感謝しています。実はMMAの試合を見るのは初めてで、ここで見ることができて光栄です」などとあいさつした。
その後、榊原氏が会見を開き、フリッツの発言について説明。パッキャオ側にフィリピン選手の推薦を要請したが、キックボクシングルールで那須川と戦える選手が見当たらず、フリッツの父で元ムエタイ選手のレイ氏を紹介されてフリッツの参戦を取り付け、パッキャオ側が推薦を与える形になったという。榊原氏は「何の問題もない」と話しながらも、「説明不足。どう言う形での推薦かというのが抜けていた。誤解を呼んだことはおわびします」と謝罪した。