新日再入団の飯伏 オカダと合体も黒星 内藤との再戦には「またですか…」
「プロレス・新日本」(22日、後楽園ホール)
この日に約3年ぶりの新日本再入団が発表されたIWGPインターコンチネンタル(IC)王者の飯伏幸太が、10人タッグ戦で同ヘビー級王者オカダ・カズチカと初めて合体したものの、次期挑戦者に立候補している前IC王者の内藤哲也率いる5人組に敗れた。
飯伏はオカダ、石井智宏、YOH、SHOと組み、内藤、鷹木信悟、BUSHI、EVIL、5月4日の福岡大会でオカダに挑戦するSANADA組と激突。10人が入り乱れる中、内藤とスピーディーな攻防を繰り広げたが、最後はSANADAとの一騎打ちとなったYOHが飛龍裸絞めで振り回されてからのSkull Endで絞殺された。
試合後、飯伏は「入団会見した日なので勝ちたかったですけど、もっとガツガツいきたかった」と残念がりながらも、「気持ちよかったですね。またいつか戦いたい」と、オカダとの初合体に満足顔。だが、「でも今は、内藤さんですか、またですか…」と、内藤との再戦には困惑気味だった。
一方の内藤は、今年1月にIWGPヘビー級とIC両王座の同時保持をぶち上げたことを持ち出し、「あの言葉をなかったことにしたくないんだよ」と、飯伏との再戦を要求した理由を説明。さらに、20日の名古屋大会で飯伏が初防衛に成功した後、自身以外に挑戦者に名乗りをあげる者がいなかったことで、「あのベルトに興味があるのはオレだけってことでしょ。他の選手にごちゃごちゃ言われる筋合いはない」と強弁した。