世界初挑戦の船井龍一「前に出る」防衛6度の難敵王者を攻略へ
「ボクシング・IBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(5月4日、ストックトン)
世界初挑戦の船井龍一(33)=ワタナベ=が23日、都内で練習を公開。相手と同じサウスポーとの3回のマススパーリングなどで汗を流した。
防衛6度の強豪王者アンカハス(27)=フィリピン=を前に出て攻略する。高橋智明トレーナーは「サウスポー相手だとガードが下がるので、そこを徹底している」と守備面の課題を挙げ、王者が引き分けた前戦を参考に、「打ち合いで相手のパンチが当たっていた。守りすぎるとドンドン来られるので、前に出て、こっちのパンチも当てるぞという感じ」と戦略を立てた。
船井は世界王者と米国での試合が夢という。「2つが同時にかなう。この一戦にすべてをかけて、絶対に取るという気持ちで臨む」と覚悟を示した。