指導者ロッキー「すごい」 具志堅用高が映画PR
人気ボクシング映画の続編となる「クリード 炎の宿敵」のブルーレイ&DVDが、5月10日に発売。元ボクシング世界王者でタレントの具志堅用高が「試合の迫力、地道なトレーニング、支える家族の愛。ボクシングの全部が詰まっている」と、魅力を熱く語った。
シルベスター・スタローン演じる伝説のボクサー、ロッキーが指導者となり、かつての盟友の息子を導く物語。ヘビー級のパンチが飛び交う試合の場面は、具志堅も「本物のボクサーが出ているみたい」と絶賛する完成度だ。最新のトレーニングや興行を巡る駆け引きなど、舞台裏もリアルに描かれているという。
自身も引退後、後進の育成に関わってきた。指導者ロッキーは「自分の経験を言葉で伝えられるところがすごい」と話す。作中でセコンドについたロッキーは、的確な指示で弟子にパンチをよけさせる。「俺はあんなに冷静でいられないよ」
1976年公開の元祖「ロッキー」は、現役時代の具志堅に大きな影響を与えたという。「練習着が格好いいと思ったら、すぐにまねをした。人の良いところを取り入れるのが一流になる近道」と力説する。
有名な「生卵一気飲み」のシーンをまねて、牛乳と生卵をミキサーにかけて飲んだことも。「1回ゴーヤーも入れてみたけど、ちょっと余計だったね」と笑った。