平成最後の金曜8時に猪木、坂口、藤波そろい踏み!聖地で「ダァーッ!」合唱

 アントニオ猪木を中心にダーッをする藤波辰爾(右)ら=後楽園ホール
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 「プロレス・ドラディション」(26日、後楽園ホール)

 アントニオ猪木、坂口征二、藤波辰爾の新日本プロレスビッグ3が平成最後の“金曜8時”に“聖地”後楽園ホールのリングでそろい踏みを果たした。

 まずは興行のメインイベントとして、午後8時前から始まったトークショーで猪木と藤波が対面。猪木が藤波に得意の張り手を見舞って観衆を喜ばせると、猪木による“藤波アフリカ置き去り事件”、1988年(昭和63年)の新日本プロレス・横浜文化体育館大会で猪木が藤波のIWGPヘビー級王座に挑戦した60分時間切れ引き分けの名勝負などを振り返った。

 そして、藤波が「この方と猪木さんが並んだところを目に焼き付けたかった」と、サプライズで坂口を呼び出すと、ファンは大喜び。久々に猪木、坂口、藤波がリングに並び立つ姿に、会場の興奮は最高潮に達した。

 最後は今夏に改選を控える参院議員でもある猪木が「選挙に出てくれと言うんですよ。いい選挙事務所が見つからない。北朝鮮に頼んで、(人工)衛星で作ってもらおうか」とジョークを披露した後、出場選手総出で「1、2、3、ダァーッ!」を合唱して興行を締めた。

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